STRUCTURE 構造

安全な基礎設計と建物強度を高める取り組み

構造|ザ・パークハウス住吉川
三菱地所レジデンス独自のCHECK EYE’Sシステムにより設計段階から、施工、完成時、入居後の各段階において検査を実施し、その結果が4段階で報告されます。設計段階での基本設計・実施設計チェック、施工段階での現場巡回・品質管理チェックなどを通して、建物の品質管理が行われています。

安全な基礎設計

地盤調査

計画する建物に対して適切な基礎方式を決定するため、敷地の地盤の性状把握に必要な土質の試験や、標準貫入試験等の地盤調査が行われています。基礎は建物の自重(垂直方向の力)や地震、風等の外力(水平方向の力)を安全に、そして確実に地盤に伝える必要があります。地盤調査の結果から建物に適切な基礎方式が選定されます。

地盤の許容支持力を調査する平板載荷試験

『ザ・パークハウス住吉川』では、直接基礎が採用されています。直接基礎の場合、建物本体を直接支える地盤に力を加え、その地盤が設計上必要な耐力(許容支持力)があるかどうかが調査されます。平板載荷試験は、その調査をするための試験方法のひとつです。試験では地盤に実際の建物と同じ重量を加えることはできないため、直径30cmの円盤に機械で力を加え、設計上単位面積当たりに必要な力の3倍の大きさの力を加え、地盤が壊れないことが確認されます。

建物強度を高めるその他の取り組み

ダブル配筋

耐力壁は、鉄筋を格子状に2重に組むダブル配筋とされています。シングル配筋に比べて高い強度と耐久性が実現されています。床のスラブ(土間スラブは除く)はダブル配筋とし、床や壁のコンクリートの中に二重に鉄筋を配することで、強度が確保されています。

開口部補強筋

開口部(出入可能窓を除く)の四隅の部分は、乾燥によってコンクリートが収縮する時に発生する力や、地震の際にかかる力が集まりやすく、他の場所に比べると構造上ひび割れが発生しやすくなっています。『ザ・パークハウス 住吉川』では、四隅に補強筋を追加することで、ひび割れに対する補強効果がはかられています。
※柱・梁・スラブとの接合部及び耐震スリット部は除く。

配筋方法

建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱を除きます)部分に巻く鉄筋(フープ筋)は、「スパイラル型」もしくは、「溶接閉鎖型」にすることで、建物の柱に粘りを持たせ、地震で生じる押し潰そうとする大きな力に対し、粘り強さが高められています。

耐震スリット

必要に応じバルコニーや共用廊下側の壁(非耐力壁)と柱の間等にすき間を設け、緩衝材(耐震スリット)を入れることにより、地震時に柱や梁に余分な力をかけることなく、主要構造体が大きな被害を受けることが防がれています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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